カルボニル

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カルボン酸の活性化(塩化アシルの合成)

塩化アシル→酸無水物、エステル、カルボン酸、アミド や 酸無水物→エステル、カルボン酸、アミドの反応のように、アシル化合物では、より反応性の低い化合物に変換するのは簡単です。なので塩化アシルさえ手に入れられれば、合成し放題というわけですね...
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酸無水物からエステル・カルボン酸・アミドを合成する

2つのカルボン酸の脱水縮合により生成する酸無水物は、カルボン酸のOH基がカルボキシラートイオンで置換されたアシル化合物です。アシル化合物類を反応性順に並べると、酸無水物はハロゲン化アシルよりは低く、エステル/カルボン酸よりは高いです...
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アミドの加水分解

酸性条件のアミドの加水分解 (第2級アミド) 塩基性条件のアミドの加水分解 (第2級アミド) アシル化合物の一種であるアミドRCONR1R2は酸を加え、熱をかけることで加水分解されます。 また、水酸化物イオン...
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エステルの加水分解(水酸化物イオン)

水酸化物イオンを用いた加水分解(けん化) エステルの加水分解反応は、酸触媒により反応速度を増大させることができますが、 水酸化物イオンによっても反応が促進されることを覚えているでしょうか。 高校化学では、塩基を用...
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エステルの加水分解・エステル交換反応(酸触媒)

エステルをよく見てみると、RC=O基を持つので、アシル化合物(カルボン酸誘導体)の一種だと言えます。 高校の有機化学では、エステルに水を加えて分解すると、カルボン酸とアルコールが生成される~とかわけもわからず覚えていたと思いますが、中身を見てみると、ハロゲン化アシルの反応と同様の求核付加脱離反応をしています。
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ハロゲン化アシルの反応【エステル・カルボン酸・アミドの合成】

カルボニル炭素(C=O)を含んだ、R-CO-の構造はアシル基と呼ばれ、カルボン酸誘導体の一つです。カルボニル基は、Oが電子を引っ張っているために、Oがδ-、Cが δ+に分極していて、Cは求核攻撃を受けることができます。